【ジュネーブ共同】国際馬術連盟(FEI)は21日、ロシアとベラルーシの両国選手は来夏のパリ五輪に参加できないと発表した。ウクライナ侵攻が始まった後に両国勢は国際大会から除外。個人資格での「中立」選手は来年2月以降の大会から復帰可能となったが、今年1年間の五輪予選期間に間に合わなかった。

 国際オリンピック委員会(IOC)は今月、両国勢について個人の中立選手としてパリ五輪参加容認を決めたが、団体競技の出場は認めず「ごく限られた数」になるとの見通しを示していた。